横に比べて縦方向が長い看板に英文を書く場合、具体的にどうすればよいのか、ということを考えてみます。
看板の縦横の比が4:1として、当店の屋号「Kuroji Kanban」を例にして描画します。
まずは横書き。
すみません、文字が小さくてほとんど見えないです。それくらい文字が小さくなってしまいます。
しかし英文(実際はローマ字ですが)を普通に横書きするとこういう極端に小さな文字になるのです。これだけだと余白だらけで困ったことになります。
2行にしてこれくらいの大きさにすればなんとか見えます。
縦書きにするとこうです。
やっぱりアルファベットの縦書きは変です。お勧め出来ません。
(英文で縦書きをすることがあるのは知っておりますが、その場合、使用する書体は限られます。2020年12月8日追記)
文字を90度回転させて下から上に書く(書き上げ)とこうです。
上から下に書く(書き下げ)とこうなります。
文字の大きさで判断してはいけないのかも知れませんが、このような縦に長い看板の場合は「書き上げ」か「書き下げ」が適していると考えます。