使い回しされる看板27(大阪制作の朝ドラ)

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ドラマのセットで使われる看板に関するごく短い記事。マニア向けです。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から。昭和39年(1964年)の京都・あかね通り商店街にある荒物店「あかにし」の店先です。店主吉右衛門(堀部圭亮さん)と、その母・清子(松原智恵子さん)の間にある電飾置看板にご注目を。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から
切り取りました。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から「大邱宮」置看板
看板には「焼肉 韓国料理/大邱宮」と書いてあります。

この看板の本体は、大阪・道頓堀にあった「パーマ」とだけ記された置看板と同じです(朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第50回から)。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第50回から一番奥にある看板です。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第50回から「パーマ」置看板
「大邱宮」の看板画像を再掲します。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から「大邱宮」置看板

電球の色と数が一致していて、土台の部分も同じものに見えます。おそらく同一の看板なのだろうと考えられます。

過去の大阪制作の朝ドラでは意識していなかったのですが、この電飾置看板が使い回しされていたのを発見した際には追記します。