「カネカ絹石鹸」(朝ドラ『カムカムエヴリバディ』)

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ドラマの小道具に関する短い記事です。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第62回から。京都に移り住んだヒロインるいと錠一郎です。丸テーブルの上に置かれた缶に注目します。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第62回から
切り取って明るくしました。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第62回から「カネカ絹石鹸」缶
この缶に見覚えがあるという方は、おそらくある程度ご高齢ではないかと想像します。

「絹石鹸」と書かれているのは間違いないのですが、その上が「カネボウ」なのか「カネカ」なのか判断しかねるところ。
1964年という時代設定なので、おそらく「カネカ」時代のものでしょう。

この缶は、回転焼店「大月」の営業中は入口付近に置かれています(画像は第62回から)。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から
釣銭を入れておくとかで、現金を保管する用途なのかも。あるいは伝票を入れたりするのかも知れません。
「絹石鹸」の缶が、もう少し大きく映ることを期待したいです。


第66回で、缶の短い方の側面がよく見える映像がありました。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第66回から
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第666から「カネカ絹石鹸」缶

下段のがない部分には、本来「鐘淵化学」の文字と会社のマークが入っていたはずですが、見えなくなるよう加工されています。

レトロ雑貨としてある程度人気があり、今でも比較的容易に入手可能です。

(2021年2月4日追記)