使い回しされる看板5(大阪制作の朝ドラ)

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朝ドラのセットで使用された看板に関する超々マイナーな話です。

大阪制作の朝ドラをNHKオンデマンドでいろいろ観ておりましたら、『べっぴんさん』と『カーネーション』で使い回しされている看板があるのに気づきました。

『べっぴんさん』第35回から
『べっぴんさん』第35回から
「浮島時計店」の看板です。文字が剥がれてしまっているのは戦争の影響だったのでしょうか(上2枚いずれも『べっぴんさん』第35回から)。

この看板は、『カーネーション』で「テーラー周防」の看板として使用されていたものです(『カーネーション』第97回から)。
『カーネーション』第97回から
厚みのある切文字を貼り付ける方法を採っているという点が同じ。
中央上部の出っ張りと、左右にある柱のような装飾。枠の太さ・表示面からの高さ。
また、面の板の継ぎ目なども同じに見えるので、同一の看板を使い回ししたと考えるのが妥当です。

現在放送中の朝ドラ『スカーレット』ではまだ出てきていませんが、リニューアルされたこの看板が出て来る事をひそかに期待しております。
出てきたらウレシイなあ。

テレビドラマ中の看板についての話です。 現在放送中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』第64回に登場した「ダネイホン」の大きな看板。 その大...

追記です。
現在放送中の『カムカムエヴリバディ』で使われていました(第29回から)。昭和23年(1948年)の岡山市内です。下の方しか映っていないので、「本当に?」と思われるかもしれませんが。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第29回から
右から左への横書きで、「帽子」「峯松」と書いてあります。

『カムカムエヴリバディ』の一つ前の大阪制作の朝ドラ『おちょやん』の野外セットでもこの看板は使われていました(番宣番組「もうすぐ!連続テレビ小説『おちょやん』」から)。場所は大阪・道頓堀です。
番宣番組「もうすぐ!連続テレビ小説『おちょやん』」から
看板には、「大阪/帽子/峯松」と書いてあったのでした。特徴のある形なので『おちょやん』の「峯松」看板の方が分かりやすいですね。
番宣番組「もうすぐ!連続テレビ小説『おちょやん』」から「峯松」看板

『おちょやん』から『カムカムエヴリバディ』へは、そのままの状態で来たようです。

(2021年12月9日追記)


『おちょやん』で「峯松」の看板として使われてから、そのままの状態で『カムカムエヴリバディ』へ来たのですが、その後同番組内で京都市内の荒物店「あかにし」の看板に変身していたのでした。画像は『カムカムエヴリバディ』第61回から。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から
「荒物 あかにし」の看板を切り取りました。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第61回から「荒物 あかにし」平看板

特徴のある形状なので、朝ドラを含めて他のNHKドラマに使われれば、すぐに発見出来そうですね。

(2022年1月28日追記)