「キネヤ醤油」看板(朝ドラ『エール』)

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朝ドラのオープンセットで使用された看板に関する話です。

『エール』第40回から。主人公裕一が働く「コロンブスレコード」の社屋です。右に見える電柱に取り付けられた看板は他の場面でも使用されていました。

朝ドラ『エール』第40回から

この看板です。
朝ドラ『エール』第40回から「キネヤ醤油」看板

看板には、
「キネヤ醤油」「品質日本一」
「爽ヤカナ味ワイ
刺身ニヨシ
肉ニヨシ」
「杵屋醸造」
と書いてあります。

同じく『エール』で豊橋という設定です(『エール』第24回から)。
朝ドラ『エール』第24回から

オレンジ色の幟(大賣出し)の右にあるこの電柱看板が、「コロンブスレコード」そばにある看板と同じもの(全く同一の看板かどうかは不明)です。
朝ドラ『エール』第24回から「キネヤ醤油」看板

「キネヤ醤油」は、おそらく日本全国で売り出されている商品なのでしょう。豊橋と東京に同じ看板があっても何も不思議ではありません。
ただ、戦前の看板で「味ワイ」はマズイのではないのかな、とちょっとだけ心配になったりする看板屋がいたりします。

「キネヤ醤油」のある場所は、いずれもワープステーション江戸という屋外型のロケ施設です。

「ワープステーション江戸」は、時代劇のオープンセットが立ち並ぶ、国内でも有数の野外型ロケ施設です。江戸時代はもちろんのこと、戦国から昭和までの幅広い時代設定が可能です。ここでは、お堀や太鼓橋、戦国砦や城郭、長屋や旅籠等、豊富な景観を舞台に、数多くの映像作品が撮影されています。