ドラマの小道具に関する短い記事です。
昨年放送されたNHKドラマ『六畳間のピアノマン』(全4回・2021年2月6日~2月27日放送・大阪局制作)第2回からの静止画像です。
原田泰造さん(上河内秀人 役)が飲んでいる缶飲料の部分を切り取ります。
下に「コーヒ(ー飲料)」の文字があるので缶コーヒーなのでしょう、上は「~DA COFFEE」と書いてあるのだろうと思われます。
「全部は読めないな」と思っていたところ、NHKドラマ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(全8回・2020年10月31日~12月19日放送)で使われていたのに気づきました。画像は第1回から。
こちらも切り取ります。
黒い缶には「MANDA COFFEE」と書いてある、と思ったのですが、「COFFEE」ではなく、Oが1つ多い「MANDA COOFFEE」なのでした。「マンダコーヒー」と読ませるでしょう。
そして、モデルとなった缶コーヒーは、おそらくアサヒの「WONDA(ワンダ)」。
なぜ「マンダ」になったのかは不明ですが、WとMの文字の形が似ているというのが大きな理由だったのでしょう。
「MANDA COOFFEE」には赤い缶もありました。同じく『閻魔堂沙羅の推理奇譚』第1回から。
それぞれから切り取ります。
やはり「MANDA COOFFEE」ですね。
こうして2本の「MANDA COOFFEE」を見ていると、「COOFFEE」は誤表記ではなく、アサヒの「WONDA」と似すぎるので「COFFEE」ではなく「COOFFEE」としたのではないか、とも思えてきます。実際のところはやはり分からないのですが。
これら「MANDA COOFFEE」が他のNHKドラマで使われているのが判明すれば追記します。
現在放送中の朝ドラ『舞いあがれ!』でちらっと映っていました。画像は第38回から。
これは「MANDA COFFEE」で間違いありません。朝ドラ初登場なのかも。
(2022年11月25日追記)