「中秀」ロケ地(朝ドラ『京、ふたり』)

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ドラマのロケ地に関する短い記事です。

NHKアーカイブスで公開されている朝ドラ『京、ふたり』(1990年度下半期・NHK大阪局制作)を観て、ロケ地を探してみました。

130年続く老舗の京漬物店。跡取り娘・中村愛子のもとに、幼い頃に別れた母が18年ぶりに帰ってきた。店を切り盛りするしゅうとやしゅうとめに口うるさく言われながらも、けなげに店になじもうとする母。長年離れていた母娘のわだかまりやかっとうを軸に、家族が絆を取り戻すまでを京都の町を背景に描いた。作:竹山洋。音楽:高橋洋一。語り...

ドラマの舞台となる130年続く老舗の京漬物店「中秀」の外観です。
NHKアーカイブス 連続テレビ小説『京、ふたり』から
NHKアーカイブス 連続テレビ小説『京、ふたり』から
京都市内だろうと探し出したのですが、あまりにもヒントが少なくて最初は全然分かりませんでした。

遠くに見えている山はいわゆる東山だろうと考えて、東行きの一方通行路を手当たり次第にチェックしてみたのですが、見つかりません。
画像をよく見ると東行きの一方通行路で、かつ「中秀」のすぐ東にある交差点で道がゆるく右に曲がっている感じなのが手掛かりとなりそうな情報。

最終的に、現在京都市立御所南小学校のある場所だと考えました。竹屋町通と富小路通が交差するところから10メートルほど西へ行ったところ。京都弁護士会館の前です。
『京、ふたり』の制作時にあった建物は、「中秀」もそうですが、その両隣の建物もありません。

ここまで書いて、Wikipediaにロケ地に関する記述があるのに気づきました。引用させていただきます。

主舞台となった「漬物屋」は、実は京都地方裁判所近くの空き地に作られたオープンセットで、高視聴率もあって当時は京都の観光名所となった。撮影終了後にこのセットは壊されたため現存していない。

現存しないオープンセットを探すのはそもそも無理な話。

2枚目の引用画像から通りの奥を切り取った画像です(↓)。ものすごく不鮮明で申し訳ありません。
NHKアーカイブス 連続テレビ小説『京、ふたり』から
そして目いっぱい遠くまで見るようにしたGoogleストリートビュー(2009年撮影)。

屋根が同じに見えるのできっとこの場所。
間違いに気づいた際には訂正をいたします。

『京、ふたり』でダブル・ヒロインのお一人でいらっしゃった山本陽子さんがお亡くなりになったとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。