朝ドラ『まんぷく』のセットに使用されたフォントの話です。
『まんぷく』第97回放送のい場面。
「パーラー白薔薇」の手前に「光浦設計」「西川洋行」の袖看板が見えます。
「光浦設計」は”DF極太楷書体”ととても似たフォント（微妙に違っているので実際は別のフォントです）で書かれていて、「西川洋行」は”DF郭秦碑”で書かれています。
それぞれを黄色で書いて画面に貼り付けました。
「西川洋行」の”郭泰碑”は、かなり横幅を狭く（高さを高く）修正して書かれています。
この”郭泰碑”は、第1回放送に出てきた「澤中洋品店」の看板でも使用されていたフォントで、目立たないものの朝ドラ『まんぷく』を陰で支えてくれたフォントのひとつなのです。
ドラマのセットで使用された書体の話です。
ネット上にある朝ドラ『まんぷく』の看板画像をいろいろ見ていたら、第1話に登場する「澤中洋品店」の...
2018-12-30 19:52
この「光浦設計」「西川洋行」の袖看板は、別の角度から撮られた映像が95回放送にありました。
すごく判りづらくて申し訳ないのですが、ドアの左側に「西川洋行」、右側に「光浦設計」の袖看板を見ることが出来ます。
「光浦設計」は看板面が全然見えなくて、「西川洋行」のみが「おぼろげながらそう書いてあるのが見えるかなあ」という感じです。
大げさですが、こうなると科捜研並みですね。
それにしても朝ドラの袖看板は設置位置が低いものが目立ちます。
アタマ当たりそう。