親指シフトのキーボード(朝ドラ『ひまわり』)

シェアする

ドラマの小道具に関する短い記事です。

朝ドラ『ひまわり』(1996年度上半期)第1回の静止画像。ヒロイン・のぞみ(松嶋菜々子さん)が会社(アルプスフーズ)で残業しています。
朝ドラ『ひまわり』第1回から

懐かしいキーボードが映っているのに気づきました。ワープロではなく、コンピューターのキーボード。
朝ドラ『ひまわり』第1回から

Qのキーに「ぁ」、Wのキーに「え」「か」、その右Eには「り」の文字があります。JIS配列のキーボードではなく、「親指シフト・キーボード」です。

当時のワープロ検定の上位合格者は「親指シフト」を使用する人が圧倒的多数だったとかで、日本語入力の分野では今でも需要があるのだとか。

富士通のワープロ・オアシスは30年以上前に使ったことがあります。「慣れればきっと早く打てるのだろうな」と感じながらも、「親指シフト」はやはり難しくて、タッチタイピングが出来るまでには上達しなかった記憶が。若い時分に習得しておけば良かったかなと、少しだけ思っています。