ドラマの小道具に関する短い記事です。
朝ドラ『おかえりモネ』第62回から。「汐見湯」の中です。棚の上に置かれているラジカセにご注目ください。
切り取りました。暗い画像になるので明るくしています。
これはソニーが販売していた「studio1980」(CF-1980)です。
(ソニー「商品のしおり」1976年3月発行から)
42800円と、今思うとものすごく高い印象を受けるかもなのですが、実際に当時は贅沢品でした。それでもよく売れたのは、実に魅力的な商品だったからなのでしょう。
この「studio1980」は、大阪で制作される朝ドラでは時々使用されており、最近では『スカーレット』で、ヒロイン喜美子の一人息子である武志の部屋に置かれたりしていましたが、度々映っていたので覚えている人も多いのではないかと思わるのが『ちりとてちん』(2007年度下半期)です。画像は『ちりとてちん』第1回から。
「汐見湯」の棚に置かれた「studio1980」が、大阪制作の朝ドラで使用された「studio1980」と同一のラジカセなのかどうかは、画像が不鮮明なので判断出来ないものの、多分違うのだろうなという気がします。なんとなくですが。
引き続き「汐見湯」の「studio1980」をチェックします。そして、何か気づいたことがあれば追記します。