NHK連続テレビ小説『まんぷく』に出てくる看板のことを最近頻繁に書いております。
今日はこのドラマに登場するパーラーのメニューに使われている書体のことを書きます。
「パーラー白薔薇」のメニュー
(番組公式twitterから)
中央上部に見えるメニューの”MENU”と書かれた部分を切り取りました。
「M」を”Bickham Script Pro Regular”、「ENU」を”Life BT”で書いてみました。
ぴったりと合いました。
全く違和感を覚えずにこの”MENU”の文字を見ておりましたが、全然違う2つのフォントで書かれていたのですね。
この”M”は確かに”MENU”向けだなと感じます。
“MENU”を全部”Bickham Script”で書いてみるとこうなります。
筆記体のフォントをこのように連続して大文字で使うのには私は抵抗を感じます。
やはりこのフォントの場合は語頭以外は小文字で行きたいです。”Menu”で書いてみました。
ちょっと”nu”の部分が見づらいような。
こういった逡巡があって”M”以外は他のフォントを持ってきたのかも、と勝手に解釈してみたりします。