「テイコー食品」と特許庁の部屋(朝ドラ『まんぷく』)

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ドラマのセットに関する短い記事です。マニア向け。

朝ドラ『まんぷく』第123回から。特許庁で「まんぷくラーメン」の特許について職員と話をしている萬平(長谷川博己さん)と真一(大谷亮平さん)です。部屋にご注目を(特にドアあたり)。
朝ドラ『まんぷく』第123回から

そしてこちらは「本家まんぷくラーメン」を製造販売している「テイコー食品」の事務所です。右は社長の猿渡(田中哲司さん)。まんぷく食品の方は世良(桐谷健太さん)が加わっています(第122回から)。
朝ドラ『まんぷく』第122回から
色は全く異なるものの、ドアや上にある明かり採り、そのわきの柱がソックリです。
おそらく部屋そのものを使い回ししているのでしょう。以前なら「塗装で色を変えている」と考えたはずですが、画像処理で色味を変えているのかも、と今はそう感じます。実際に見ていたわけではないので想像でしかありませんが。
違っている点は多くて、左のガラスは全く別のもの。置かれている調度も同じものはありません。でも部屋は同じに見えるのです。

ちなみに、この部分はかなり特徴的です(第123回・特許庁の部屋から)。
朝ドラ『まんぷく』第123回から
他の朝ドラで使われていたらすぐに気づきそう。

実は、現在放送中の『ブギウギ』でも使われています。場所は「コロンコロンレコード」の宣伝部(第93回から)。
朝ドラ『ブギウギ』第93回から
上の部分が左右反対なのですが、おそらく同じドアのセットです。
他の使い回しに気づいた際に追記します。


「テイコー食品」の画像を再掲します。左のガラス(明かり採り)をご覧ください。
朝ドラ『まんぷく』第122回から

ガラスは『ウェルかめ』(2009年度下半期)で使われていたこのガラスと同じではないのかなと思われます。

(2024年2月29日追記)