ドラマの小道具に関する短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『ちむどんどん』第28回から。「アッラ・フォンターナ」の調理場です。右端の黄色い容器に注目します。
切り取りました。手前の水色は漂白剤。
向う側にある黄色い容器はママレモンのそれと激似です。容器はおそらく同じ。
『ちむどんどん』第1回でこれと同じママレモン激似商品がありました。場所は山原村共同売店です。
実にちらっとしか映っていなくて、残念なことにピントも合っていなかったのでした。
切り取ります。
大きな青い字は「ママ」ではなく、「ヤ~」に見えます。その下に赤い文字があるようですが、ここはさっぱり分かりませんね。
「アッラ・フォンターナ」には、「ヒマタンクレンザー」と「スーパーヒマタンクレンザー」も置かれています(第28回から)。
一方、激似の容器は「ママレモン」と同じ用途の食器洗い洗剤なのでしょう。おそらく『ちむどんどん』の為に作られた製品なのだろうと思われます。
この「ママレモン」激似洗剤について何か分かれば追記します。
第31回の放送で、答えが判明です。
「ヤマタン」でした。
「ヒマタン」ナントカにするのには問題があったりしたのかも知れません。
「ヤマタン」の名前の由来は「やんばる」からだろうと考える人がきっと多いはず。
第31回では、山原村共同売店の「ヤマタン」もラベルの文字が読めるように映っていました。
こうして「ヤマタン」だとハッキリ分かったのは31回ですが、初登場は第1回の放送で、「名前が分かるまでが長かったな」という気持ちが半分で、「でももう少し後でもよかった」が半分というところです。
今後は「アッラ・フォンターナ」でいやというほど(?)目にすることになるでしょう。
「ヤマタン」は沖縄料理店「あまゆ」の2階に下宿しているヒロイン暢子の部屋にもあります。
右は「ヒマタンクレンザー」なのでした。
「ヤマタン」が他の場所で使われてるのを確認した際には追記します。
(2022年5月23日追記)
第51回で、「ヤマタン」がかなり大きく鮮明に映っていました。
「ヤマタン」の下に書かれていたのは「ライム」の文字でした。ラベルの一番上にも「ライムの香り」と記されています。なので「ヤマタン」だけではなく、「ヤマタン ライム」と呼ばないといけないのかも知れません。
「しつこい油汚れもすばやくスッキリ!!」の文字は、ママレモンに書いてあるのと比較してみると、「!」の数の違いだけ(ママレモンは1つ)。
そして「ヤマタン」の上にある小さな文字は「曇(?)りも汚れもスッキリさわやか」でした。
オリジナルと言うか、本家と言うか、「ママレモン」がちらっと映る場面が第35回にありました。暖簾の間から見えるのですが、非常に小さく映っていました。「あまゆ」の真向かいにある日用品や食料を置いている商店(店名:めんそーれ)です。
文字はぼんやりとしか見えないのですが、明らかに「ママレモン」の登場です。
(2022年6月21日追記)
追記です。
そう言えば、「ヤマタン」の裏側が少し見えているシーンがありました(第31回から)。
ハッキリ見えない画像で恐縮です。
裏側は「ママレモン」のままですね。なんかホッとしました。ここにまで「ヤマタン」が入っているとなると、「そこまでしなくていい!」と言う人の方がきっと多くなると思います。
(2022年6月26日追記)