ドラマの小道具で使用された一升瓶のラベルに関するごく短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『まんぷく』第98回から。即席めんの試作に取り組む萬平(長谷川博己さん)の作業場です。作業台の上に置かれた瓶にご注目ください。
切り取りました。
この中で一番右は昨日書いた「富岡味醂」。その左にある2本の一升瓶はラベルの文字が読めそうです。
中身の色が薄い方は肩ラベルに「イウン」の文字が。
そして、黒くて醤油のように見える瓶には「マル●」と書いてあります。
同じ回で別の角度から撮られた画像。かなり大きく映っています。一番左は以前紹介した日本酒「鶴長」。
右は米酢の「瑞雲」。「瑞」の上に「登録商標」の文字があります。
そして左は肝心なところが見えていないのでちょっと難しいかもなんですが、下の方に「タツ」の文字があり、中央の丸に入った文字は「龍」かなと考えられます。
さらに参考になりそうな画像が、同じ第98回で得られました。ラーメンの材料を仕入れるべく立ち寄り鶏肉を購入した「河原塚鶏肉店」の前です。
右上の瓶のラベルに「●゛イウン」の文字があるので、これは「米酢 瑞雲」。
そして左下の瓶は「マルタ」の文字が見えているので、「タツ」と合わせて「マルタツ」醤油でしょう。丸に「龍」の字が入ったマークも納得出来ます。
というわけで、「まんぷくラーメン」の開発には、
が使われていたということになります。勿論これらだけではないのですが。
ちなみに、この酢が入っている瓶は『マッサン』で作られていた「ドウカウヰスキー」のものですね。