ドラマの小道具に関する短い記事です。マニア向けのつもりですが、一般受けする話題かも。
朝ドラ『虎に翼』第80回から。捜査令状を発する為に深夜ヒロイン・寅子(伊藤沙莉さん)宅を訪れた書記官の高瀬(望月歩さん)が帰り際に「娘さんに」と差し出したキャラメルです。
切り取って明るくしました。
「キャラメル」の前に2文字あって「●丸」であるのが分かります。最初の字がハッキリせず、いろんな文字に見えたりします。「へんとつくりだろうな」くらいしか分からいので、もう少し分かりやすい映像を待ちたいと思います。
AK制作の朝ドラでは、『ゲゲゲの女房』で使われていた「天使堂」のキャラメルが印象的です。かなり大きく映っていたので覚えていらっしゃる方が多いかも(『ゲゲゲの女房』第1回から)。
ちなみに、BK制作の朝ドラで使われていたキャラメルでは、「森山ミルクキャラメル」しか覚えておりません。画像は『スカーレット』第11回から。
切り取って回転させた画像です。
AKの「天使堂」、BKの「森山」、いずれのキャラメル(の箱)にも「滋養豊富/風味絶佳」の文字がありましたが、『虎に翼』の「●丸キャラメル」にはその表記がないようです。
『虎に翼』の「●丸キャラメル」の正解が分かり次第追記します(ずっと分からないままかも、ですが)。
比較的大きな画面で映像を確認したところ、「龍丸」と読めました。「龍丸キャラメル」が正解です。
読み方は「たつまる」だと思うものの、これはセリフに出て来ない限り分からないでしょう。
「龍丸」の由来は不明です。でも分かる人には「あ、簡単」となるのかも。
ページタイトルを変更しました(URLはそのまま)。
旧:キャラメル(朝ドラ『虎に翼』)
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新:「龍丸キャラメル」(朝ドラ『虎に翼』)
(2024年7月19日追記)
商品としてのキャラメルではなく、看板のみに登場するキャラメルはAK・BK双方にあります。
AKの「黒糖キヤラメル」看板は、『エール』『半分、青い。』で使われていました。
また、AKには「大森のキャラメル」と書かれた看板があるのですが、登場したのがいずれも野外型ロケ施設である「ワープステーション江戸」のセットだったので、「ワープステーション江戸」内にもともとあるものなのかも。
そして、看板に記された商品名の部分がAK・BK共通の「ミルクキャラメル」というのがあります。AKはメーカー名が「日之出製菓」、BKでは「大阪 梅田(製)菓株式会社」と異なります。画像は『ひよっこ』(2017年度上半期・AK制作)第36回から。
商品と看板(または広告)の両方があるキャラメルは、AK・BKを通じて今のところ未確認です。
(2024年7月20日追記)