ドラマのセットで使われた暖房器具についてのごく短い記事です。
朝ドラ『エール』第111回から。主人公達の娘・華が勤務する病院です。
右に見えるこの装置はオイルヒーターのように見えますが、この時代に現在一般に流通しているのと同じものがあったのかどうかがちょっと分からないので自信がありません。
フィンの数は14枚です。
形状の似たものが「コロンブスレコード」のサロンにありました(第43回から)。
とても見づらい画像で申し訳ありません。
フィンの数が異なっている(17枚?)ので別のものであると思われます。
ただ、この「コロンブスレコード」のサロンにあるのと外観上極めて似た仕様のものが、パリにありました(『エール』第59回から)。
座っている女性はパリ時代の双浦環(柴咲コウさん)です。同じものらしき暖房器具が2台ありますので、手前のを切り取ります。
フィンの数(17枚)が同じです。同一かどうかは不明なものの、同じ仕様であると思われます。
追記です。
第70回では別の場所にありました。ヒロイン音の妹・梅がインタビューを受ける、出版社内のとある部屋です。
上と同じものと思われる暖房器具が3台あります。一番左に置かれたもの。
パリのものとは異なり、サイドの長穴(2×4)がありません。
その次です。
パリのものと同様、長穴があります。フィンの数を数えられるほど鮮明ではないのが残念です。
一番右。
フィンの数を数えると17枚ありました。サイドの長穴は見えません。
ここまででまとめると、3台のタイプの暖房器具の中、1台は14枚フィンのもの、2台は17枚フィンのものとなるのではないか、と考えられます。
他の朝ドラで使われているのも含めて、新しいことが分かればここに追記します。
(2020年11月23日追記)