ドラマの小道具に関する短い記事です。
先週本放送が終了した夜ドラ『いつか、無重力の宙で』第17話から。手前は「人工衛星プロジェクト」に携わる学生たちです。テーブルの上に置かれている黄色い箱にご注目を。

切り取って明るくした画像です。

黄色い箱には「江戸 DE ばなな」と書かれています。イラストはバナナ。
同じ箱が夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(2023年)で使われていました。主人公・笠松ほたる(蒔田彩珠さん)が東京へ面接に行った際に買ってきたお土産です。画像は第11回から。

元ネタは「東京ばな奈」でしょう。
ちなみに、『いつか、無重力の宙で』で隣に映っていた緑の箱は「PRETZEL」です。こちらも『わたしの一番最悪なともだち』で使われていました。
実在する「東京ばな奈」を模してNHK大阪放送局の美術スタッフにより制作された「江戸 DE ばなな」を他のNHKドラマで見かけた際には、「このドラマでも使われました」と書くようにします。
追記します。
『わたしの一番最悪なともだち』第11回では、「江戸 DE ばなな」がかなり大きく映るシーンがあったのでした。

バナナのイラストのところには「EDO DE BANANA」と書かれていたのでした。また、「江戸DEばなな」の下にも文字が2行あり、上の行は「バナナカスタードをたっぷり使いました」かなと。
そして、箱の右上の「4」の文字があるので、これはきっと4個入り。NHK大阪放送局で制作されるドラマに使用される「江戸 DE ばなな」は、本家「東京ばな奈」が4個入/8個入/12個入がるのに倣って、4個入と8個入があるようです。
(2025年11月6日追記)