NHKのドラマで使用されるビールに関する記事です。
朝ドラ『ちむどんどん』第90回から。ヒロイン暢子と和彦の結婚披露宴です。三郎(片岡鶴太郎さmm)と妻・多江(長野里美さん)に挨拶する暢子の母・優子(仲間由紀恵さん)。テーブルに置かれたビールに注目します。
切り取りました。
これはあの「ヒノデビール」ではありませんか。NHKドラマでは歴史が古く、朝ドラに限らずたくさんのドラマで使われてきました。
ただ、今回の金色をしたラベルは初見で、もしかするとNHKドラマ全体で初めて使われたのかも知れません。
従来の「ヒノデ・ラガービール」は、表ラベルの文字内容と位置がほぼ決まっています。
説明する為に引用させていただく画像は、昨年放送されたドラマ『きれいのくに』(全8話・2021年4月12日~5月31日)の第2回放送から。
缶入り(レギュラー缶)の「ヒノデビール」ですが、ラベルの文字位置はほぼ同じです。
少々見づらい部分もあるのですが、切り取ります。
両方を合わせると、
- Hinode / LAGER BEER(中央・ヒノデマークの下)
- HINODE・BEER(上部)
- YAMADA BREWERY COMPANY LIMITED (左から反時計回りに)
- TOKYO JAPAN(右・LIMITEDに続いて)
と書かれているのがお分かりいただけることと思います。
今回の「ヒノデビール」は、「オリオンビール」で実際に販売されていた「祝」の文字入りの「オリオンドラフト」(中瓶)と、金と赤という色の組み合わせが共通なので、もしかするとそれを狙ったものなのかなと想像してしまいました。
1点、従来品と違う所に気づいたので(画像は90回から)。
非常に分かりづらい画像で大変恐縮です。
「TOKYO JAPAN」ではなく、「AICHI JAPAN」と読めるように見えて、ここが従来品と異なる点です。
『ちむどんどん』では「クロススタービール」が非常によく飲まれていて、他のビールはこれまでほとんど映っていませんでした。
今回、東京制作のドラマで非常によく使われてきたビールが使われて(それも新バージョン?)、マニアの人はきっと喜んでいることだと思います。