三菱鉛筆「BOXY」鉛筆削り(朝ドラ『ちむどんどん』)

シェアする

ドラマの小道具に関する短い記事です。

朝ドラ『ちむどんどん』第40回から。東洋新聞学芸部デスクの田良島(山中崇さん)の机の上です。大城房子からの電話に出た場面。画像の中で手前にある鉛筆削りにご注目を。
朝ドラ『ちむどんどん』第40回から切り取りました。
朝ドラ『ちむどんどん』第40回から三菱鉛筆「BOXY」鉛筆削り
非常に薄い色の文字なのですが、「BOXY」と書いてあります。
これは三菱鉛筆の文房具ブランド「BOXY」に他なりません。ドラマの設定は1974年で、この年にはまだ「BOXY」がないので(1975年発売)、少し心配になったりします。
これは現行のロゴで、仮に1974年の東洋新聞社内に「BOXY」があったとしても、使われていたのは、「O」のヌキが★になっているもっと太い書体を採用した初代のロゴのはずでした。

画像検索すると、これと同じ型の鉛筆削りがたくさん出て来るのですが、いずれも古い「BOXY」ロゴが使われたものばかりで、新しいロゴのは全然ありません。
「ないなあ」と思っていたら、1つだけオークション相場検索サイトで見つかりました。色違いの青。型番は「HS-10BX」です。

鉛筆削り 三菱 MITSUBISHI シャープナー HS-10BX 青 R-1014(Yahoo!オークション(旧ヤフオク!) )は1件の入札を集めて、2021/10/20 21:41に落札されました。

個人的には、最初の「BOXY」より、現行の(東洋新聞社の鉛筆削りと同じ)「BOXY」ロゴの方が好みだなと感じます。