レコードのジャケットに使用されたフォントに関する短い話です。
久しぶりに音時さんのブログ・洋楽和訳 Neverending Musicを見に行きました。また少し気になるフォントを見つけたのでそのことを。
【Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972】の記事で引用なさっていた画像です。
Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972から引用
70年代っぽいフォントという印象で、調べてみるとTipTopという名前のフォントでした。TipTopを使って似せて書いてみました。
比較してみると、「NEVER BEEN TO SPAIN」の「T」だけが異なっているのに気づきます。TipTopオリジナルの「T」だとひらがなの「て」みたいで、やや読みづらいのかなと感じます。
また、アーティスト名である「Three Dog Night」の箇所はKalligraphiaです。ごく普通に書いてみました。
ジャケットで「Night 」の「N」の左上部分が「Dog」の「g」に隠れるようになっているのは、Kalligraphiaのオリジナルで書いた「N」がやや読みづらいからなのかもと感じます。
実際に書いてみて初めて知ることがあったりするので、やっぱりフォント調べは面白いです。