Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972 のフォント

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レコードのジャケットに使用されたフォントに関する短い話です。

久しぶりに音時さんのブログ・洋楽和訳 Neverending Musicを見に行きました。また少し気になるフォントを見つけたのでそのことを。

Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972】の記事で引用なさっていた画像です。

Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972
Never Been To Spain / ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン(Three Dog Night / スリー・ドッグ・ナイト)1972から引用

コリー、チャック、ダニーと3名のヴォーカリストのいるスリー・ドック・ナイト。“Never Been To Spain“はコリーが歌っています。作者 Hoyt Axtonは“Joy To The World”の作者でもありますね。原題を和訳すると…「スペインには行ったことがない」。←だから何?はい、こ

70年代っぽいフォントという印象で、調べてみるとTipTopという名前のフォントでした。TipTopを使って似せて書いてみました。

比較してみると、「NEVER BEEN TO SPAIN」の「T」だけが異なっているのに気づきます。TipTopオリジナルの「T」だとひらがなの「て」みたいで、やや読みづらいのかなと感じます。

また、アーティスト名である「Three Dog Night」の箇所はKalligraphiaです。ごく普通に書いてみました。

ジャケットで「Night 」の「N」の左上部分が「Dog」の「g」に隠れるようになっているのは、Kalligraphiaのオリジナルで書いた「N」がやや読みづらいからなのかもと感じます。

実際に書いてみて初めて知ることがあったりするので、やっぱりフォント調べは面白いです。