ドラマの小道具で使われた日本酒に関する短い記事です。
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から。所用で亮が訪れた酒店です。店内に置いてある酒樽にご注目を。
酒樽に書かれているのは「別品」です。
左には「純米大吟醸」の文字が。上にはお決まりの「登録商標」でしょう。
ポスターもありました。
「別品」の文字があるので同じ清酒のポスターです。何か絵が描かれているのですが、私にはちょっと分かりません。
ちなみに、ひらがなの「べっぴん」という名前のスナックが、居酒屋「まんせん」のすぐそばにありました(いずれも第17回から)。
看板部分をそれぞれ切り取りました。
清酒「別品」と、スナック「べっぴん」の関係は勿論不明なのですが、全く無関係であるというのも考えづらいところ。
引き続き「別品」「べっぴん」に注意しつつ『おかえりモネ』を視聴します。
追記です。
第34回で、瓶に入った「別品」が登場しました。百音の20歳の誕生日祝いに実家から送られてきたもの。
ラベルの左側には「無濾過」「酒造元 高森酒造株式会社」の文字があります。
「別品」の由来については、ひぞっこさんがTwitterで説明していらっしゃいました。ツイートを引用させていただきます。
#おかえりモネ【地酒「別格」イジり】気仙沼の人なら誰でも知っている地元のお酒「別格」を思わせる場面
12話でりょーちんが永浦家に持参した「同格」
21話でりょーちんが来てた酒屋に置いてあった「別品」
34話でサヤカさんがダブル誕生日祝いに開けた「別品」 pic.twitter.com/3DfUmKHTtG— ひぞっこ (@musicapiccolino) July 1, 2021
実在する地酒「別格」から、「別品」と「同格」が誕生したということです。
(2021年7月1日追記)
「別品」が、「同格」「獺臼」と共に映っている場面がありました(第97回から)。
上の小さな樽は「別品」と「獺臼」。瓶入りの「別品」は、瓶の色が従来品と異なり、「本家」の「別格」と似た緑色のようです。もしかすると「別格」の瓶を使ったのかも。
(2021年9月28日追記)