朝ドラの使い回しされる看板に関する、ごく短いかつ超マイナーな話です。
まず『ゲゲゲの女房』第118回から。場所は「すずらん商店街」の中です。
奥に見える電柱の看板にご注目ください。
この看板です。
「下茂山歯科」と書いてあります。右下に見える街区表示板には「小石町一丁目」の文字が。
同じく『ゲゲゲの女房』第117回から。電柱及び看板を別の方向から撮っています。「下茂山歯科」の下に書いてあるのは、おそらく「小石町？丁目/5-？」でしょう。「1丁目」かも知れませんし、「2丁目」あるいは「3丁目」なのかも知れません。
同じ「下茂山歯科」の看板が『半分、青い。』にありました（第49回から）。場所は「喫茶おもかげ」店内。窓の外に見える電柱に設置された看板が「下茂山歯科」のものです。
「茂」の字が見えませんが、ここまで同じなら他の看板であることはまずありえません。
「歯科」の下にあるはずの「小石町」は別の看板で隠されています。「小石町」が出てくると不自然になってしまうからなのでしょう。
『半分、青い。』第37回で、別の場所から撮られた絵がありました。
切り取ります。
やっぱり「小石町」が書かれた部分を隠しているように見えてしまいます。
それでも違和感は全然感じません。