Studio Yunico 様切文字はり

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新しい元号が発表された日、すなわち平成31年4月1日に行った工事について書きます。

一昨年10月に平看板を製作・取付いたしました「Studio yunico」様(大阪市西淀川区柏里2-1-18 塚本駅前ビル3F/4F)から今回ご依頼を受けたのは、通りに面したガラス窓にシート切文字をはるという内容です。
施工する場所がビルの3階部分になるので、費用対効果の面から、屋内からはるということになりました。
Studio Yunicoさんの窓ガラスは透明なものなので、中からはっても特に問題はありません。

Studio Yunico 様切文字はり

内側からはるので、いわゆる左右を反転させた「鏡文字」でシートを製作します。
データ作成は、それこそボタンひとつなので苦になりません。
カッティングの機械でカットするのも反転させない通常の文字との差はナシです。
ただ、その後の処理(不要な部分を取り除く)で作業に迷いが生じました。
また、出来上がったシートを現場ではる際には、「これで本当に間違いないのか」と考えてしまう時があり、やはりこれは経験不足であろうと反省しました。
普段からこの「鏡文字」をたくさん施工していると問題なくスイスイ出来るのだと思います。

これが仮に手書きの文字で、しかも下書きなしで書くとなると、かなり時間がかかるだろうなと思います。
原寸の原稿があっても迷いながら、確認しながらになります。
いずれにしても、マーキングフィルムの登場により看板屋はとてもラクになりました。
さらにインクジェットプリントなら、現場ではるのに鏡文字であることはほとんど気にならないことでしょう。

今回当店にご依頼いただいたのは「ガラスに文字をはる」工事でした。
Studio Yunicoさんでは、同時に床の張り替え工事を行っていらっしゃいました。
以前は茶色い床材でしたが、新しく張り替えたものは明度が高く、とても明るいイメージです。
ご利用になる方もきっと気持ちよい時間をお過ごしになることでしょう。