ドラマで使われた看板に関するごく短い記事です。マニア向け。
『特捜9』(テレビ朝日系)season6 第5話「永遠の生命」の静止画像です。回想シーンであるせいか、かなりぼやけた画像となっています。
電柱に見覚えのある看板があるのに気づいたので引用させていただきました。
電柱の看板部分を切り取った画像。
文字はほとんど読めませんが、下の方にある大きな白い4文字のうち、下2文字は「医院」だろうと想像出来ます。
実はこの看板、朝ドラ『ひよっこ』(2017年度上半期)で使われていました。画像は第55回から。
かなり歪んでしまっていますが、同じ看板であるのがお分かりいただけるはず。
看板には「戸締りご用心/火の元ご注意」「内科/外科/小児科」「渡邊医院」「(矢印)その角右折」と書かれていました。
『特捜9』の看板を再掲します。
『特捜9』の看板文字はほぼ読めないのですが、『ひよっこ』の「渡邊医院」看板に書かれている内容と比較して「ここは違う」という箇所は見当たりません。
というか、逆に全然読めないはずの文字が読めてくるような感じがしないでしょうか。
それにしてもNHKドラマで使われた看板が民放のドラマでも使われるというのは初めて知りました。ドラマで使われるビールや酒樽、あるいはポスターがNHKと民放の間で使い回しされるのは知っていたのですが、看板は初めてです。
「渡邊医院」の看板は時々朝ドラで使われていて、『ひよっこ』以外では『なつぞら』(2019年度上半期)で使われていたのが記憶に新しいところです。