レコードジャケットで使用されたフォントに関する短い記事です。
音時(オンタイム)さんのブログ・洋楽和訳 Neverending Musicを覗きに行っておりましたら、レコードジャケットにちょっと変わったフォントをまた見つけたので、以前と同様に探してみました。
洋楽和訳 Neverending Music
Dusic / デュージック(Brick / ブリック)1977 から引用“Dazz”の次は“Dusic”!こちらは“Disco”+“Music”ってことですね。ファンキー、ファンキー、ファンキー!◆E.L.O(エレクトリック・ライト・オーケストラ)が、アルバム“Discovery”のタイトルは“Disco”+“Very”ということからつけたと聞きました。E.L.Oはも
まず、アーティスト名である「BRICK」のフォントに注意が引き寄せられました。「BRICK」の文字列を知らなくても読めそうですが、塗りつぶしたようなデザインなので、読みづらいのは仕方ありません。
似たフォントを探してみたところ、同一のものは見つからず、Status W00 Regularというフォントがかなり近い感じです。ただ、ぴったり同じになる文字は、実はCくらいで、他の文字は似ているけれども違う形です。これ以上似たフォントがあるのかどうか、専門家ではないのでなんとも言えませんが、たぶんなさそうな予感がしています。
一方、曲名の「Dusic」は、Candiceという名のフォントで書くとほぼ同じ文字が現れました(ジャケットの方は緑色の文字に白フチをつけているのですが、私は単色で書いております)。
こちらもほぼ同じフォントであるとは言え、太さが異なっていて、「Dusic」のレコードジャケットに使用されている方が少し細いのでした。白フチをつけた時には、それを含むと逆にジャケットの方が太くなります。ここは好みが別れるところかも。
いずれにしても「ファンキー」なイメージを帯びたフォントで、この曲にはよく似合っています。これは今の若い方にはお分かりいただけない部分かも知れませんが。