朝ドラ『エール』で使用された魏碑体

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ドラマの小道具として使われた書籍のフォントに関する短い記事です。

朝ドラ『エール』第70回から。ヒロイン音の妹・梅が書いた2冊目の本です。題名は「花柱の夜に」。

朝ドラ『エール』第70回から
朝ドラ『エール』第70回から

読みは「カチュウの夜に」でいいんでしょうか。ちょっと自信がないです。
読み方には自信が持てませんが、使用されているフォントはDF魏碑体であると断言出来ます。

縦書きで書いてみました。
花柱の夜に

文字間は異なっていますが、字そのものは同じものに見えます。DF魏碑体で間違いありません。

ちなみに、著者名は全部旧字体で書かれています(『エール』第70回から)。
朝ドラ『エール』第70回から
朝ドラ『エール』第70回から

明朝体ですね。実に細かいところまでこだわってドラマを作っているのが見て取れてウレシイです。