ドラマのセットに出てきた看板に関する短い記事です。マニア向け。
年内の放送が終了してしまった朝ドラ『おちょやん』。
大阪の道頓堀からヒロインがいなくなってしまったようなので、この街に出て来た目立たない看板について少し触れておきたいと思います。
『おちょやん』第13回から。以前、「みゆき」看板の記事を書く際に使用した画像です。
今ここで取り上げたいのは、下の画像の「屋/大阪道頓堀/戎橋南詰」と書かれた看板です。
おそらく「〇〇屋」とかの屋号なのだと思われますが、このアングルからはこれ以上映っていなかったようなのでした。
ヒントになりそうなのがこのシーン。第16回からです。
「計の」の文字が読める右側の看板が、最初の画像で「屋」から下が見えているのと同じ看板なのでした。
「計」の上の文字が読めないのですが、やはり「時計の」でしょう。
そして、「時」ではないかな、という目で見ると、なんとなく「時」に見えてくるので不思議です。
「時計の〇〇屋」。
ありました、『おちょやん』の世界に。左にある「時計の鳩~」と書かれた看板です(第6回から)。
ドラマではさらに左にある文字が見えないのですが、番宣番組「もうすぐ!連続テレビ小説『おちょやん』」にあったのでした。
「時計の〇〇屋」は、「時計の鳩屋」のはずです。部分的にしか見えていないのですが、「計」「屋」「の」の、いずれの字も書体がかなり似ています。
(↑上の切り取った画像を再掲)