ドラマの小道具に関する短い記事です。
「NHKアーカイブス」で朝ドラ『はっさい先生』（NHK大阪放送局制作・1987年度下半期）を観ていたところ、大阪局制作の朝ドラでたまに使われるポンプと似たものがあるのに気づきました。
昭和初期、東京・浅草に生まれ育った江戸っ子・早乙女翠(みどり)は、大阪の男子中学の英語教師に。言葉や文化の違い、根強い男尊女卑の壁にぶちあたるが、どんな困難も元気はつらつと乗り越えていく。底抜けに明るい夫と幸せな家庭を築きながら、理想の教育を求めて突っ走った女性版「坊ちゃん」。作：高橋正圀。音楽：南安雄。語り：樫山文枝...
右にあるポンプです。井戸に設置された手動式。
『はっさい先生』の次に大阪局で制作された『純ちゃんの応援歌』（1988）でも同じポンプが使われていました（画像は『はっさい先生』第24回及び33回から）。
一部しか見えないのですが、ポンプだけではなく井戸も『はっさい先生』のと似ています。
また、しばらく間が空きますが『マッサン』（2014）でも似たポンプが使われました（第50回から）。
『おちょやん』（2020）でも（第46回から）。
1台のポンプがずっと使われ続けてきたのかどうかは分かりません。ただ、非常に似ているなという印象です。
他にもきっとあるはずなので、大阪局で制作された手押しポンプが使われた朝ドラに気づいた際には追記したいと思います。