標識に関するごく短い記事です。
取引先へ行く際に通った道で見慣れない文字列があるのを見つけたので、帰ってからGoogleストリートビューでチェックしました。
標識には「けた下空頭高4.0M」と書かれています。すぐ先にJRのガードがあり、その桁下の高さが4.0Mであることを示しているのだと普通は判断するのだと思います。見慣れない文字というのは「空頭」で、そもそも「そらあたま」なのか「くうとう」とかなのか、見当がつきません。
調べたところ、正解は「けた下空頭高」です。「空頭」は建設関係の用語。
コトバンクに分かりやすい説明がありました。
普及版 字通 - 空頭の用語解説 - 上あき。字通「空」の項目を見る。
「上あき」なのですね。この標識の場合は「空頭」がなくても意味は充分通じますが。
建設現場で「空頭注意」の看板があったりするそうです(私は見たことがありません)。「ヘルメット着用」を呼びかける意味だと捉える人がいても仕方ないだろうなと感じますが、注意するべきなのは「上あき」。ぶつけないようにしましょう。