過去に放送されたドラマで使われた小道具に関する短い記事です。
缶飲料について、東京で制作された過去の朝ドラをチェックしていたところ、複数のドラマで使用された缶入りのお茶があるのに気づきました。
まず、『こころ』(2003年度上半期)第2回から。
ヒロインこころ(中越典子さん)の幼馴染である香澄(中央:羽田実加さん)と投網子(右:小池栄子さん)です。
香澄が手に持っている缶を切り取りました。
「まったり茶」と書いてあります。右下にあるのはくるまって寝ている猫のイラスト。「まったり」を表現したものなのでしょう。
そして、『半分、青い。』(2018年度上半期)第69回から。ヒロイン鈴愛(永野芽郁さん)が働くオフィス・ティンカーベルの同僚である裕子(清野菜名さん)と恋人です。
缶の部分を切り取って明度を上げます。
『こころ』の「まったり茶」を再掲。
色が異なっているのですが、同じ缶ですね。
ロングセラー商品「まったり茶」が、さらに他のNHKドラマで使われていれば追記します。
缶入りではなくペットボトル入りの「まったり茶」が『あまちゃん』(2013年度上半期)で使われていました。「東京EDOシアター」に設置された自動販売機です(第95回から)。
「たり茶」しか見えていないのですが、「茶」の右下にある猫のイラストが共通なので同じデザインだと分かりますね。
(2021年6月19日追記)