置看板の使い回し(朝ドラ『なつぞら』「喫茶リボン」他)

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朝ドラの看板の話です。

ヒロインらが利用する場面が何度かあった東京の「喫茶リボン」。
その店先に置かれた看板について書きます。
逆さまに取り付けられた袖看板(朝ドラ『なつぞら』第51回から「喫茶リボン」)で書いた袖看板とはまた別の看板です。

朝ドラ『なつぞら』第51回
『なつぞら』第51回から、「喫茶リボン」のA型メニュー看板と、ちょっと変わった形をした置看板の画像です。

部分的なものの、別の回で台のところまで写っているものがありました(第58回)。
朝ドラ『なつぞら』第58回

この少し変わった形状の看板は、『ひよっこ』「BAR 月時計」の置看板と本体が同じではないかと思います。

『ひよっこ』第97回から

画像が小さいので切り取りました(↑↓ともに『ひよっこ』第97回から)。
『ひよっこ』第97回から「月時計」の置看板

本体や表示面の形状だけでなく、唐草様の装飾までが一致しています。色はやや違って見えるものの同じものと見て間違いないでしょう。

『ひよっこ』では、「BAR 月時計」の看板として使われるよりも先に別の看板として登場していました(第3回)。中央はヒロインの父・谷田部実(演:沢村一樹さん)です。

『ひよっこ』第3回から

小さく写っているのですが、独特の形をしているので、すぐに「月時計と同じ看板だ」と気づきました。他にこれと似たものはないでしょう。

看板面には「キャバレー APORO」と書いてあります。
設定では1964年のはずなので、まだアメリカの宇宙ロケットは月へ到達していません。「APOLLO」ではないこのローマ字表記、個人的には好みです。
ヒロインたちが勤務する向島電機のトランジスターラジオが「APOLLON AR-64」だったので、似た綴りの「APOLLO」を避けたのかも知れませんね。