ドラマのセットで使用される看板に関するごく短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第26回から。岡山市内にある朝丘町商店街の中です。「三宅不動産」の右にある柱巻き看板に注目します。
切り取りました。左側の半分ほどしか見えていないのですが、ある程度文字が読めてしまいます。
「質」の左下は「お預り」で、中央にカタカナ4字+「屋」と思われます。質店の看板。
そう言えば、これと同一と思われて反対側(右側)のみが見えている看板の画像がありました(第22回から)。左にちらっと見えている看板です。
こちらも切り取りました。
並んで表示されるかどうか、ご覧になる環境で異なるかと思うのですが、一応並べてみます。
なんとか全部読めそうです。
将棋の駒っぽい輪郭の中にある「質」の右下は「書籍」なので、合わせて「書籍 〇〇 お預り」となります。中央に何かあるはずなのですが、全く映っていないのでここは無理。ただ、「買取」というのも考えられそうではあるなあと。
そしてその下は「サカグチ屋」。やはり朝ドラの看板としては初めて見ました。
もしかすると、10月まで放送していた『おかえりモネ』に出演していらした坂口健太郎さんへのオマージュなのかも、と考えたりします。
看板の全容が明らかになるのをじっくりと待つことにしましょう(大袈裟ですが)。
追記です。
意外に早く正解が判明しました。画像は第27回から。
「サ」の真上にあるのは「髙價」(高価)の2文字でした。
「書籍 髙價 お預り」となるので、書籍専門の質店なのかなと想像されます。そういう質店が実際にあったのかどうかは不明ですが。
「古本 髙價 買入」を謳う「平山書店」も朝丘町商店街に再登場しているようなので、お互いライバル店のような形になるのでしょうか(画像は第26回から)。
個人的には「平山書店」のファンなのでこちらを応援したいですが。
(2021年12月7日追記)
さらに追記です。
第37回で、ほぼ正面から「サカグチ屋」の看板が映っている場面がありました。
一部しか見えていなくて残念なのですが、『カムカムエヴリバディ』ではこれ以上ハッキリ映る機会はもうないでしょう。
何か新しいことが分かればさらに追記することにします。
(2022年1月17日追記)