ドラマの小道具に関する短い記事。マニア向けです。
朝ドラ『おかえりモネ』第107回から。
電飾置看板には、「喫茶&レストラン シベリア」と書いてあります。
店内の様子。手前は亮(永瀬廉さん)、こちらを向いて座っているのは未知(蒔田彩珠さん)。【使用可能なクレジットカード一覧表】で書いたお店もこの「シベリア」でした。
小さなテーブルは、「アバンドーネ」のそれの流用だったりします(『おかえりモネ』第76回から)。
「シベリア」の看板は、先に、NHKドラマ『半径5メートル』(全9回・2021年4月30日~6月25日)第8回の冒頭に登場していました。
気仙沼のこの店が「シベリア」となったのは、ちょうどよい看板があったというのもありますが、ヒロイン百音が携わる気象の用語に「シベリア高気圧」や「シベリア気団」があり、それが大きな理由だったのだろうと想像されます。
さて、『半径5メートル』の 「シベリア」は、ロケ地として超絶有名な喫茶&レストラン「シルビア 西新井店」が使用されています(↓同じく『半径5メートル』第8回から)。
「シルビア」と「シベリア」。注意しないと間違えてしまいそうですね。
「シルビア」は、過去のNHKドラマでは、『隠れ菊』(全8回・2016年9月4日~10月23日放送)で使われていたのを記録しておりました(第5回)。座っている女性は観月ありささん(上島通子 役)。
また、昨年放送された『一億円のさようなら』(全8回・2020年9月27日~11月15日放送)で使われたのは比較的記憶に新しいところ(第6回から)。
店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくり出来そうです。奥に見えるステンドグラスもとってもいい感じ。
Googleストリートビューで外観を見ることが出来ます。ビルの2階だったのですね。
ロケ地で有名な場所であるということもありますが、レトロな雰囲気がとても魅力的で、機会があれば是非一度行ってみたい喫茶&レストランです。
「シベリア」の看板よりも、ロケ地の「シルビア」の方が話の中心になってしまいました。。