パーマネント機「ヤマノスター号」(朝ドラ『カーネーション』)

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ドラマの小道具に関する短い記事です。

現在BSで再放送中の朝ドラ『カーネーション』第54回から。「髪結ひ 安岡」です。左は店主の玉枝(濱田マリさん)、右は長男・泰蔵(須賀貴匡さん)の妻・八重子(田丸麻紀さん)。ここではパーマネントの機械に注目します。
朝ドラ『カーネーション』第54回から
朝ドラ『カーネーション』第54回から
残念ながら「髪結ひ 安岡」のパーマ機は、戦中の金属供出で持っていかれてしまいました。

終戦後、八重子がヒロイン・糸子(尾野真千子さん)らと東京へ出向いて見つけたのがこのパーマネント機。金属供出を逃れたのでここにあるのですが、小道具的には同じ個体のはずです(『カーネーション』第79回から)。
朝ドラ『カーネーション』第79回から

同じパーマネント機がないか画像検索して探してみたところ、「山野美容専門学校」さんのTwitter投稿に同じ機械があるのを見つけました。”国産のパーマネント器機1号「ヤマノスター号」”です。

てっきり輸入された機械なのだろうと思っていたので驚きです。

『カーネーション』のパーマ機にも、よく見ると「Yamano」の文字があるのが見て取れます(第79回の画像)。
朝ドラ『カーネーション』第79回から

他のNHKドラマでも見たような気がしますので、確認した際に追記します。