「縦書きは右から左へ」と同様、リニューアル前のサイトに書いていたのと同じ題の投稿です。
まず以前の文と画像をそのまま表示します。
最近では右から左へ横書きに書く看板は大変珍しくなりました。
ぱっと見て何が書いてあるのか分からない看板というのは、逆に内容をよく読んでもらえる看板でもあります。
古くて新しい手法であり、変体仮名、旧字、旧仮名遣い等と組み合わせれば、さらに効果が期待出来ます。
下のサンプル看板は、旧字と旧仮名遣いを使って「日米戰はゞ」と書いてあります。現在の文字と仮名遣いで書くと「日米戦わば」となります。
上は自分の書いた文章ですが、あらためて読んでみると無性に「右から左へ横書きに書く看板」を書いてみたくなってきました。
- 変体仮名
- 旧字
- 旧かなづかい
- 横書きで右から左へ書く
- 手書き
上記の中、私自身経験があるのは「旧字」と「手書き」くらいです。他の条件は実際に製作していないのでこれからぜひ書いてみたいと考えております。
こういうのは作ったりしていたのですが。
ちなみに「逆文作成ツール『右から君』」(沌珍館企画 様)というフリーソフトを10年前から使わせていただいております。平文で入力したものを一発で変換してくれるので、もの凄く便利です。
関連項目
「変体仮名看板」
船舶やトラック等では、右から左へ書く横書きはごく普通で、特に船舶の場合は法律で義務付けられています。
【小型船舶に文字書き】等で、既に『右から君』を通常業務で使用させていただいておりました。
沌珍館企画様には、この場をお借りしてお礼申し上げます。
(2021年9月18日追記)