NHKオンデマンドで朝ドラ『ゲゲゲの女房』を見ておりましたら、見た事のあるフォントが使われているのに気づきました。
第60回で、ヒロインが出産の為に入院する「髙橋産院」の看板です。
全体が「DF魏碑体」というフォントで書かれています。すぐそばにそのフォントで同じように書いてみました。
全体的に幾分太さが異なっており、「髙」の字の一部が違っているものの、ほぼ同じ文字が出てきています。
ちなみに、当時看板では曜日を表すのに「曜」はあまり使用しなかったのではないかなと感じます。
看板屋の多くが、「旺」の字の「王」が「玉」になった文字を使用していたはずです。
と言っても、「曜」が全く使用されなかったわけでもないでしょうから、「この字はありえない」と指摘すべきではありません。
ドラマでは、昭和37年の暮れという設定でした。。