朝ドラ『なつぞら』セット使い回し

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ここは一応看板屋のサイトで、テレビに出てくる気になる看板について時々書いています(最近はしょっちゅうですが)。
今日は朝ドラ『なつぞら』のセットで建物が使い回しされているのに気づいたのでそのことを書きます。

『なつぞら』第16回から
上は第16回放送の一場面です(帯広の町。設定は1955年)。
画面左側の自動車の向こう側に見える建物が、下の画像右側に見えるものと非常によく似ています。というか同じ建物にしか見えません。
『なつぞら』第4回から
(第4回放送から。帯広マーケットという闇市で、1946年という設定)

この建物を正面から写した映像が同じ第4回にありました(同じく帯広マーケットの中)。
『なつぞら』第4回から
電柱の位置もほぼ同じなのでまず間違いありません。

大河ドラマ『いだてん』第19回でもこれら建物が写っていました。

大河ドラマ『いだてん』第19回
(NHK大河ドラマ『いだてん』第19回から)
一番上の写真と見比べてみると、全く同じ建物であることがよく分かります。路面電車の軌道はテントと土で上手く隠していたわけですね。これらの建物があるのは、屋外型のロケ施設であるワープステーション江戸

「ワープステーション江戸」は、時代劇のオープンセットが立ち並ぶ、国内でも有数の野外型ロケ施設です。江戸時代はもちろんのこと、戦国から昭和までの幅広い時代設定が可能です。ここでは、お堀や太鼓橋、戦国砦や城郭、長屋や旅籠等、豊富な景観を舞台に、数多くの映像作品が撮影されています。

『なつぞら』では、上の『いだてん』画像で、広い道と大八車が出てくる細い道とが交わるあたり(向かって右側)でヒロインなつが靴みがきをしていました。
チョコレート
(『なつぞら』第7回から。進駐軍の兵士からチョコレートもらっているシーン)

そして細い道の奥に「帯広警察署」があるという設定です。
『なつぞら』第18 回から
(『なつぞら』第18回から。警察署から逃げ出してきたなつ。靴磨きをしていた場所のすぐそばです)


「喫茶リボン」のセットは、『半分、青い。』で使用されていた「喫茶おもかげ」(=「喫茶ともしび」)のセットを流用したものですね。
「喫茶リボン」
(『なつぞら』第58回から「喫茶リボン」)

『半分、青い。』第17回「喫茶ともしび」
(朝ドラ『半分、青い。』第17回から「喫茶ともしび」)

『半分、青い。』第37回「喫茶おもかげ」
(朝ドラ『半分、青い。』第37回から「喫茶おもかげ」)

上記3軒を一覧にするとこうなります。

ドラマ名 名称 場所
なつぞら 喫茶 リボン 東京
半分、青い。 喫茶 おもかげ 東京
半分、青い。 喫茶 ともしび 岐阜

『なつぞら』関連で建物等の使いまわしは他にもいろいろあります(↓)。

『なつぞら』関連で看板の使いまわし(↓)。

『なつぞら』の小道具についても書いています(↓)。